2017年12月31日

最期の日

マルチン・ルターは「明日地球が滅びようとも、私はリンゴの木
を植える」と云った。
私も死ぬ直前まで呑気に絵を描いていそうだが、それも絵具が
残っていればの話。

もう少し描いておきたかった。 

無念。

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2017.12.15 kazuo izu  oil on canvas F0 
" die if see it 5 times "

https://www.youtube.com/watch?v=kadbj9xYE10
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スタイル

画家がスタイルを固定するというのは、可能性を閉じることで
あり、本来の芸術思考とは違う。
様式として100枚くらい追求するのはよいだろうが、同類多作の
スタイル固定は売り手の都合、つまりは規格化であって、コピー
生産だろう。
絵が売れれば生活は豊かになるだろうが、やっていることは
中国の贋作村の画家と大差はない。
エリック・サティのジムノペディでも3番までだから良いので
あって、ジムノペディが100番とか1000番まであったら、不快
な曲になるだろう。
美術展で同じような絵が何枚も展示されていたら、素通りする
だけ。




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2017.12.01 kazuo izu  oil on canvas F4 
"Heaven"


https://www.youtube.com/watch?v=IUAF3abGY2M
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2017年12月30日

絵画における才能と能力

絵画における才能とは制作継続可能な資金力であり、
能力は制作継続による技術の到達点に過ぎない。
要は、お金を持ってさえいれば、誰でも、それなりの
絵は描けるということ。
絵画は先天的特殊能力の成果ではない。
構図にしろ、フォルムにしろ、配色・バルールにしろ、
数学的領域であり、後天的能力である。

お金が欲しい。



CIMG1029kk.JPG
2017.9.04 kazuo izu  oil on canvas F0 
" die if see it 5 times "

https://www.youtube.com/watch?v=oy6NvWeVruY
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2017年12月29日

『神の子羊』

自分で描いた絵だが、この絵を見ていると何故か
スルバランの『神の子羊』の絵を思い出す。
背景を黒にしていると云う、ただその共通だけで連想して
いるのかもしれない。
『神の子羊』と同じように手と足をロープで縛った
『神の女子高生』の絵を描こうと構想したことがあるが、
完成しても人には見せられないだろう。
『神の従軍慰安婦』と題して韓国女性の手足をロープで
縛った作品というのも構想してみたが、命の危険がある
ので制作はしていない。

具象絵画というのは時として人心を傷つける可能性も
あるので、気をつけなければならない。


CIMG1078kk.JPG

2017.10.17 kazuo izu  oil on canvas F0 
" die if see it 5 times "


https://www.youtube.com/watch?v=4mBJIbQHTHY
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抽象表現主義

抽象表現主義、1940年代後半から1950年代にかけて
アメリカで起こった絵画様式であるが、70年近く経っ
た現在でも、その様式に古臭さは感じない。
美術史的には抽象表現主義が終わり、ダダ、ミニマリズム
と様式が変化していくように思えるが、抽象表現主義
が終わったわけではなく、ミニマリズム同様に現在も
多くの画家がその様式を実践している。
抽象表現主義の絵画は大きなキャンバスに描くべきであり、
小さなキャンバスに描くという不自由な行為は身体拘束に
ほかならない。
体全身を動かして描いてこそ抽象表現主義絵画だろう。





CIMG0868.JPG
2017.5.5 kazuo izu oil on canvas F4


https://www.youtube.com/watch?v=mLRjFWDGs1g
posted by monet at 16:02 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論

キャンバスサイズ

抽象絵画は100号以上の大きさで制作するのが
理想だが、キャンバスの大きさに比例して制作コスト
も高くなる。
描いた先から絵が売れるなら良いが、売れなければ
生活スペースも圧迫してくる。
100号を収納できるレンタル倉庫を借りようと
するなら、東京では月12,000円以上は掛かる。
絵画は売れなければ負の資産となるが無価値ではない。
絵画制作というのは価値の創造であり、その価値は
時として何十億円の経済効果をもたらすこともある。
自分の作品がそれに該当するかどうかは時代が決める
こと。
存在しない通貨を160万円で購入するくらいなら、実存
する絵画を買っておくほうが賢いと思う。

どんな絵画にも価値はある。


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017.06.06 kazuo izu oil on canvas F0 
"Pleasure of despair"


https://www.youtube.com/watch?v=XpqqjU7u5Yc
posted by monet at 06:30 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論

2017年12月28日

「怖い抽象画」

「怖い抽象画」を描こうと試作中の作品。
形として怖いのは蓮の実と三角形。
この二つの形状のコラボレーションで「怖い抽象画」が
出来るのではないかと。
100枚くらい試作すると、1枚くらいは本当に怖い作品
ができるかもしれない。




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2017.12.27 kazuo izu  oil on canvas F8 
"The growth"

https://www.youtube.com/watch?v=BWf-eARnf6U
posted by monet at 05:28 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論

抽象絵画と空間

いわゆる、抽象表現主義のジャクソン・ポロックなどは
画面から空間を排除することに成功しているが、マーク・
ロスコなどは風景画の抽象表現なので、空間は存在して
いる。
ロスコが風景画を描いていた事を知らない人はロスコの
絵に空間を見出せないかもしれない。
フランツ・クラインなどは黒線だけの抽象表現であり、
空間は排除出来ているように見えるが、その黒線の正体
が椅子であることがわかるとフランツ・クラインの絵に
も空間が見えてくる。

空間を積極的に排除する必要もないし、空間があるからと
いって、現代性が否定されるものではない。


CIMG1132.JPG
2017.12.12 kazuo izu  oil on canvas F4 
"The dead water"

https://www.youtube.com/watch?time_continue=10&v=AThKwURZLNM

posted by monet at 04:15 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論

2017年12月27日

人生は短い

人生は短い。
だから、生きている間にできるだけ多くの絵画表現を
試してみたいと思う。
それが具象だろうが、抽象だろうが、とりあえず描いて
みる。

とりあえず描いてみる。

CIMG1003uuul.JPG
2017.07.17 kazuo izu oil on canvas F4 
"Last Ellipse"


https://www.youtube.com/watch?v=1MCarkGd4Xk
posted by monet at 19:56 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論

2017年12月26日

不安

キャンバスに黒で線を描いてみた。
完成したと思った。
線だけで良いと思ったが、青色を置いて
みた。

後悔した。

線だけで良かった。


CIMG0942yy.JPG
2017.06.05 kazuo izu oil on canvas F4 
"Temptation to Hell"

https://www.youtube.com/watch?v=7UiA6mhFFoo
posted by monet at 14:00 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論