2017年12月16日

強さの本質

絵に具象的形状が描かれている場合、鑑賞者は
その具象形体に視線を囚われ具象形体の強さを
画家の画力の強さと勘違いしてしまう。
戦国武士を描いた絵を力強い作品だと感じるのも
画力の強さではなく武士の強さである。
牛や象、竜を描いた絵に力強さを感じるのも、その
具象物の持っている強さである。
さらにその強さの本質を探ると、具象物の皺の黒線
だったり、三角形の形の強さだったりする。
逆説的に黒線と三角形で構成した絵画も、竜を描いた絵と
同等の強さを持つはずだ。


CIMG10387777.JPG
2017.09.15 kazuo izu oil on canvas F4 
"September line"

https://www.youtube.com/watch?v=Fna56a_r41s
posted by monet at 23:03 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論