2017年12月17日

青い影

青色は好きな色ですが、青絵具は高いのです。
頻繁に使うのはコバルトブルーですが、コバルト
だから値が高いのです。
クサカベ絵具にはAからHまでのランクがあり、
Aはピーチ・ブラックとかアンバー系の色。
Hは一番値が高いバーミリオン、その次のGがコバルト
バイオレット、その次にくるFランクがコバルトブルー。
セルリアンブルーもFランクですが、長く使っていない。
コバルトバイオレットなど使ってみたいが、コバルトブルー
とカドミウムレッドの混色で我慢している。
最近、コバルトブルー・ヒューという如何わしい絵具が売られ
ているが、退色すようなので下地の混色以外では使用できない。

本当ならば、松田かW&Nの絵具を使いたいが、貧者はどうし
てもクサカベの絵具に手を伸ばしてしまう。



2015-03-06 15.01.43.jpg
Oil on canvas  F10  [530mm x 455mm] 
" The slumber of February” 
 kazuo izu 2015.03.06

https://www.youtube.com/watch?v=Mb3iPP-tHdA
posted by monet at 14:49 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論

悪口ではない

昨日、上野の都美館で写実展を観た。
精密に描かれた絵ばかりだが、面白みがない。
描かれている静物はすべて陶器の質感で、堅そう
なイチゴに感情移入はできない。
人物画も丁寧に描かれているが、マチエールが均一
すぎて絵画の面白みが欠落している。
廃墟の絵は良かったが、これは廃墟が持っている
強さであって、作家の画力ではない。
これは直線とマチエールの強さである。
画家の本分は形を探ることであり、ピカソの良さを
改めて感じる。

これは悪口ではありません。


CIMG1133oo.JPG
2017.12.15 kazuo izu  oil on canvas F0
  " die if see it 5 times "

https://www.youtube.com/watch?v=qiiyq2xrSI0
posted by monet at 11:35 | TrackBack(0) | 鍋屋横丁芸術論